導入美容液(ブースター)とは
導入美容液(ブースター)は、洗顔のあと、化粧水よりも先に使うスキンケアアイテムです。「ブースター美容液」「導入化粧液」など、呼び方はいくつかあります。
美容系のメディアでは、次に使う化粧水や美容液につなげるために、肌を整える役割のアイテムと説明されることが多いようです。形状もさまざまで、ジェルタイプ、オイルタイプ、拭き取りタイプなどがあります。
ただし、使い心地や効果の感じ方は製品や人によって違います。また、スキンケアに必ず必要なものでもありません。
化粧水・美容液との違い
基本の流れの中で、それぞれがどんな位置づけなのかを整理すると、次のようになります。
| 種類 | 使うタイミング(目安) | 役割のイメージ |
|---|---|---|
| 導入美容液(ブースター) | 洗顔の直後 | 次のケアにつなげる、最初のステップ |
| 化粧水 | ブースターのあと | 水分を補い、肌を整える |
| 美容液 | 化粧水のあと | 気になる悩みに合わせた成分を補う |
| 乳液・クリーム | 最後 | うるおいを守るように、肌を整える |
※一般的な目安です。製品によって使う順番の指定が異なる場合があるので、必ず商品の案内に従ってください。
基本の使い方と順番
ブースターの使い方は、製品によって少しずつ違いますが、基本の流れは次のとおりです。
- 洗顔のあと、タオルで顔の水分をやさしく押さえるように拭き取ります。
- ブースターを、製品の案内にある量だけ手に取ります。
- 手のひらで顔を包み込むように、こすらずやさしくなじませます。
- 化粧水、美容液、乳液・クリームの順に、いつものケアを重ねます。
洗顔のあとは、時間を置かずに
美容メディアでは、洗顔のあとは時間を置かずに、うるおいを与えるケアに進む流れが紹介されています。タオルで拭いたら、早めに最初のステップに進みましょう。
新しいアイテムを足すときは、一度にいくつも始めず、ひとつずつ試すのがおすすめです。もし赤みなどが出たときに、どれが原因なのかが分かりやすくなります。なお、「なじませたあと数分置く」など、使い方に特徴のある製品もあるので、説明書きは一度読んでおくと安心です。
選ぶときに見る4つのポイント
- 使うタイミングと使い方。洗顔の直後に使うのか、化粧水のあとなのか。製品によって指定が違うため、まずここを確認します。
- 全成分表示。過去に肌に合わなかった成分がある方は、購入前に全成分を確認しておくと安心です。
- テクスチャー。さらっとした軽いタイプ、とろみのあるタイプ、拭き取りタイプなどがあります。続けやすい使い心地かどうかも、選ぶ基準のひとつです。
- 容量と価格。使い切れる量かどうかを考えます。開封後の使用期限の目安は、製品の表示に従ってください。
初めて使う製品は、いきなり顔全体に使わず、ひじの内側などに少量を塗って、赤みやかゆみなどが出ないかを確認する方法があります。花王の案内では、約7日間の確認が推奨されています。ただし、テストで問題がなくても、実際に使うと肌に合わないことはあります。赤み、かゆみ、刺激感などが出た場合は、すぐに洗い流して使用をやめ、皮膚科専門医に相談してください。
例:COSRXのブースターセラムを見てみる
実際の商品を例に、パッケージの表記を見てみましょう。COSRX(コスアールエックス)は韓国のスキンケアブランドで、「ザ・6ペプチド スキンブースターセラム」は、洗顔後のスキンケアの最初のステップで使う、容量150mlのポンプ式のブースターセラムです。
商品名の「6ペプチド」は、6種類のペプチド成分を配合していることを表しています。ボトルの表側には、「Hyaluronic Acid + NAG + Amino Acids」の記載のほか、うるおい(Hydrating)、ハリ感(Firmness)、肌のキメ(skin texture)などに関する英語の表記が並んでいます。そのほかの表記は、パッケージや販売ページでご確認ください。
※メーカーがパッケージに表記している内容の一部を和訳したものです。感じ方には個人差があり、使えば必ず変化があるというものではありません。
メーカーの案内では、洗顔後のスキンケアの最初の段階で適量を顔に塗布し、やさしく広げるとされています。ほかのセラムや美容液の前に使う位置づけなので、先ほどの順番の図でいえば「2」のステップにあたります。
COSRX ザ・6ペプチド スキンブースターセラム 150ml
- 洗顔後の最初のステップに使うブースターセラム
- 6種類のペプチドに加え、ヒアルロン酸・NAG・アミノ酸を表記
- 容量150ml、ポンプ式のボトル
よくある質問
導入美容液は、必ず使わないといけませんか?
必須ではありません。今のスキンケアに満足しているなら、無理に足す必要はありません。「ケアが物足りない」と感じたときに、選択肢のひとつとして試す程度で十分です。
化粧水の代わりにできますか?
一般的には、化粧水の代わりではなく、化粧水の前に足して使うタイプが多いです。ただし、製品によって位置づけが異なるため、商品の使い方の案内を確認してください。
敏感肌でも使えますか?
肌質や体調によって感じ方は異なるため、使えるかどうかは一概に言えません。初めて使うときは、ひじの内側などでパッチテストを行ってください。赤みやかゆみ、刺激感が出た場合は、すぐに洗い流して使用をやめ、皮膚科専門医に相談してください。
まとめ
導入美容液(ブースター)は、洗顔後にひとつ足すだけで試せる一方で、必ず必要なアイテムではありません。大切なのは、使うタイミングと全成分を確認して、新しいアイテムはひとつずつ、肌の様子を見ながら試すことです。
気になった方は、例に挙げたCOSRXの商品を含め、Amazonの商品ページで、容量や全成分、最新の価格を確認してから選んでみてください。
参考にした情報
- All About|導入美容液(ブースター)の解説記事(定義・形状)
- 美的.com|ブースター(導入美容液)の解説記事(呼び方・使う順番)
- 美的.com|スキンケアの順番と各アイテムの役割の解説記事
- 花王|肌と化粧品の相性チェック(パッチテスト)の案内
- @cosme|COSRX RXザ・6ペプチドスキンブースターセラム 商品情報(容量・使い方)
※この記事は、パッケージの表記とメーカー・販売ページ、各メディアの公開情報をもとにまとめています。